家づくりの記録61-屋根の下地工事。
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ムラカミマサヒコ一級建築士事務所 | 奈良の建築設計事務所 | 住宅設計、新築、リフォーム、リノベーション
外壁の下地工事が進んでます。
木造在来工法の建築物は、地震や風などの外力に対して耐力壁で抵抗します。
今回は3種類の耐力壁を採用しています。
1つ目は「モイス」。
このモイスは耐力壁として使用できるだけでなく防火性能もあります。
外壁の一部に杉板を貼る予定ですが、その下地材と使用し耐力と防火性能を確保します。
2つ目は「構造用合板」の9mm。
上の写真の茶色の板材です。
オーソドックスな耐力面材。
防火性能はありません。
3つ目は「筋交い」。
柱と柱の間の斜めの木材のことです。
つっぱって外力に抵抗します。
これらを適材適所、使い分けます。
さて耐力面材ですが、指定の釘を指定のピッチで打たないと耐力壁として扱えません。
耐力面材の施工が終わると透湿防水シート施工が始まります。
シートを貼ってしまうと釘の種類、長さ、ピッチの確認ができなくなるので今のうちに確認です。
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