家づくりの記録70-透湿防水シートの役割。
透湿防水シート貼りが始まりました。
外壁の下地のモイス、構造用合板の施工が終わりました。
(下地工事についてはコチラ。「家づくりの記録64-外壁の下地工事。」)
続いては透湿防水シートの施工です。
透湿防水シートとは防水性能があり湿気を通すシートです。
何故こんなシートを使うか?
防水性能があればいいのではないか??
と思われるかもしれませんが、これはとても大事な事です。
室内には多くの湿気が存在します。
分かりやすいのはお風呂からの湿気ですが、それ以外にもキッチンでの調理でも湿気は出ますし、冬場のファンヒーターからも出ます。
その湿気が仮に壁の内部に侵入し、外部に抜けることなく、長期間滞留すると構造体である柱を腐らすことになります。
柱が腐ると、倒壊の可能性もあります。
その為、外部に湿気を逃がせるように透湿性能が必要となります。
壁の内部の結露は、仕上がってしまうと目で確認することができないので施工時にしっかり対策が必要です。
一般的な対策は下記の2点
・室内の湿気を壁内部に入れない → 外壁の室内側に防湿シート(湿気を通さないシート)を貼る
・仮に湿気が壁内部に入ったとしても湿気を逃がす → 外壁の外部側に透湿防水シートを貼る
さて透湿防水シートの施工です。
アルミサッシ部は、まずサッシのつばに防水テープを貼ります。
下端→側面→上端の順番です。
防水テープを貼り終わると続いては透湿防水シート。
防水テープは両面接着タイプを使っているので、
ピロッとめくりこの上に透湿防水シートをしっかり貼り付けます。
これでアルミサッシと透湿防水シートの間で止水面が形成されます。
こんな感じで透湿防水シートで建物を包んでいきます。
これで防水性能確保!!
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