家づくりの記録120-足場解体を前に。
mm-archi
ムラカミマサヒコ一級建築士事務所 | 奈良の建築設計事務所 | 住宅設計、新築、リフォーム、リノベーション
工事は進行中ですが、外部仕上を決めます。
今計画は平屋部分と2階建部分で壁仕上を変えてます。
意匠的には道路から近い平屋部が「主役」、2階建ての部分は「脇役」という扱いにしています。
「主役」の平屋部はそとん壁です。(そとん壁についてはコチラ「家づくりの記録55-そとん壁。」)
描き落とし仕上。
色は、こんな感じの色です。
土を感じさせる温かみのある色。
真っ白も好きですが、住手が高齢ということもあり普遍的で落ち着いた色を選んでます。
「脇役」の2階建て部分の仕上は杉板の下見貼りです。
これの縦桟がない仕上です。
この上にウッドロングエコという塗装を塗ります。
この塗装は色をつけるというより木材の保護に重点をおいた塗料です。
塗ると次第に銀白色、グレーに変色します。
少し古びた印象にしこの2階建て部分の存在感を消します。
うまくいくかな。
アルミサッシはリクシルのDuoPGです。
外部仕上に合わせ色を変えてます。
そとん壁周りは
ナチュラルシルバー。
杉板下見貼り部は
ブラック。
これは杉下見貼りがグレーに変色することを想定して選びました。
変色前は違和感があるかもしれません。
屋根はガルバリウム鋼板です。
色はギングロです。
さらに雨樋。
これもガルバリウム鋼板製です。
縦樋がそとん壁と取り合いますが、ここは屋根に合わせます。
ガンメタを選びます。
このように色はトータルバランスを考え出来るだけまとめて決めます。
さぁ、想像どおりになるでしょうか。
楽しみです。
NEXT→家づくりの記録64-外壁下地工事。
PREV→家づくりの記録62-続・屋根の下地工事。
OUTLINE→家づくりの記録目次
▼住まいブログへのリンク
▼FACEBOOKページも更新中です!!是非とも「いいね」をお願いします!!