上棟-足場解体
PR

家づくりの記録94-断熱材。

mm-archi
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

DSCN1331

断熱材の施工です。

断熱材は数多くありますが、その中で今回使用している断熱材を紹介します。

DSCN0590

これはグラスウールです。

グラスウールはガラス繊維でできた綿状の素材。

DSCN1041

床に使用しています。

こんな風に根太の間に敷き詰めて使用します。

もちろん壁用もあります。

DSCN1327

これはロックウール。

ロックウールは天然岩石を繊維状にした人造鉱物繊維です。

DSCN1676

袋詰めされていますが、中身をこんな感じです。

グラスウールと似てますね。

 

ロックウールはよくアスベストとよく間違えられますが、アスベストは天然の鉱物繊維です。(ロックウールは人工的なものです)

アスベストが有害なのは繊維が非常に細かいので呼吸器に入りやすいためです。

ロックウールは工場でつくられた人工的なもので繊維径も大きく呼吸器に入るほどではありません。

そのため断熱材として使用する分には害はありません。

 

このロックウールですが、壁と屋根の断熱に使用してます。

DSCN0695

壁は柱と間柱の間に厚み100mmのものを詰め込みます。

柱が105角なのでぴったりと納まります。

DSCN1393

屋根の断熱もロックウールです。

屋根は熱損失が大きいので厚み100mmのものを2重に入れてます。

 

断熱材はこれ以外にも

・プラスチック系(ウレタンフォーム、ポリスチレンフォーム)

・自然系(セルロースファイバー、ウール)

等、数多くあります。

 

その中でグラスウール、ロックウールを使用したのはコストパフォーマンスがいいから。

同じ性能を確保するためにプラスチック系の断熱材を使用すると費用が2倍くらいかかります。

ただその分プラスチック系は性能がいいので厚みを薄くすることができます。

例えばロックウール100mm分の性能をプラスチック系であれば75mmで確保できます。

 

これ以外にも断熱材それぞれに特性があるので、適材適所使い分けていきます。

 

NEXT→家づくりの記録95-2階床下地。

PREV→家づくりの記録93-ポーターズペイントの色決め。

OUTLINE→家づくりの記録目次

 

ムラカミマサヒコ一級建築士事務所は奈良の建築設計事務所です。

新築、リフォーム、リノベーションの設計事例 →設計例

 

関西(奈良、大阪、京都、兵庫、和歌山、三重)の

新築、リフォーム、リノベーション、設計、耐震診断のご相談、ご依頼は→お問い合わせ 

 

トップページは→ムラカミマサヒコ一級建築士事務所

 

▼住まいブログへのリンク

にほんブログ村 住まいブログへ 

 

▼FACEBOOKページも更新中です!!是非とも「いいね」をお願いします!!

記事URLをコピーしました