アトリエDIY05-壁の解体2。
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戸建住宅の2階の2部屋を、
DIYでアトリエ(事務所)に、
改修(リフォーム)する様子を記録しています。
(前回までの記事はコチラ→アトリエDIY)
解体が終わりました!
解体が終わると
今まで隠れていたものが見えてきます。
なのでしっかりと現在の建物の状況を確認します。
まずは構造材の確認。
構造材とは
柱や梁といった建物の骨格となる部材です。
腐っていないか、
破損は無いかを目視で確認します。
確認した結果3箇所、
気になる所が。
1か所目は
上の写真。柱に切り欠きがあります。
柱は断面は1/3までは切り欠きが許されています。
寸法を測ると1/3まではなさそうですが、
気になります。。。
そして2箇所目は
洋室から和室を見た写真。
よく見ると、
Xの字状の木材が見えます。
和室と洋室の間、
上の図面の赤印の場所です。
これは「筋交い」と呼ばれる部材で構造体になります。
構造体なのでこれを取ると建物の強度が落ちます。。。
真ん中にあるので間取りがかなり制約されます。
3箇所目の気になる箇所は
筋交いの取り付け部分。
筋交いは金物を使って
取り付ける必要があります。
上の写真、赤で囲った左側は
金物で取り付けていますが右側は金物がありません。
これも問題。
構造で気になったの以上の3箇所です。
次回は断熱材を確認します。
OUTLINE→アトリエDIY
その他のDIYはコチラ→造ってみる
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