耐震診断の結果報告。
先日行った耐震診断の現場調査。
(前回の記事はコチラ→「耐震診断の前に実測。」、「耐震診断の現地調査。」)
調査の報告書が出来たので、結果説明にお客様宅に伺いました。
診断結果と簡単なアドバイスをさせて頂きました。
(補強計画は別途です。)
結果報告書の中身を一部紹介。
これは構造的に有効な壁(耐力壁)の配置図面です。
パッと見て分かるように着色しています。
これは調査写真。
劣化部分であったり、床下、屋根裏の状態等など。
上の写真は劣化部分の写真です。
結果報告書では最終的に評点を出します。
今回の評点は0.39になりました。(上の写真)
この評点の意味は
0~0.7未満 :倒壊する可能性が高い
0.7~1.0未満 :倒壊する可能性がある
1.0~1.5未満 :一応倒壊しない
1.5~ ;倒壊しない
となります。
今回は0.39なので「倒壊する可能性が高い」という結果です。
驚かれる方も多いと思いますが、1981年(昭和56年)以前に建築されたお住まいは「倒壊する可能性が高い」という診断結果がほとんどです。
1981年(昭和56年)に建築基準法は大幅に改定され、いわゆる「新耐震基準」の導入されました。
この法改正以後に建てられたお住まいは比較的安全ですが、これ以前に建てられたお住まいは地震に備え耐震診断をお勧めします。
簡易診断である「一般診断」であれば費用もそれほど掛かりません。
是非とも一度ご相談を!!
耐震診断についてはコチラ→業務案内-耐震診断
耐震診断の様子はコチラ→耐震診断
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